城崎温泉観光の拠点は和田山が便利|外湯めぐり・カニ・竹田城を楽しむ旅ガイド

城崎温泉の外湯めぐりやカニ、出石・竹田城跡まで但馬を楽しむなら、和田山を拠点にする旅がおすすめ。城崎温泉まで車で約60分、和田山IC約5分・無料駐車場完備のホテルエリアワン和田山から、但馬めぐりのモデルコースと楽しみ方をご紹介します。
目次
城崎温泉観光の拠点に「和田山泊」という選択――
外湯めぐりも、カニも、天空の城も
柳並木の川沿いを浴衣姿で歩き、外湯をはしごして、夜は日本海の幸に舌つづみ。兵庫県北部の城崎温泉は、関西を代表する温泉地として、一年を通して多くの旅行者でにぎわいます。
一方で、「城崎温泉の旅館はカニのシーズンになると予約が取りにくい」「週末は料金が高くて、家族やグループだと予算オーバー」「せっかく但馬まで行くなら、城崎だけでなく出石や竹田城跡も回りたい」――そんな声もよく聞きます。
そこでおすすめしたいのが、城崎温泉を含む但馬エリアを、和田山を拠点にめぐる旅です。和田山は但馬の南の玄関口。高速道路や鉄道の分岐点にあり、城崎温泉、出石、竹田城跡、朝来・養父の観光地へ、それぞれ動きやすい場所にあります。
このコラムでは、城崎温泉の楽しみ方の基本から、和田山を拠点にするメリット、季節ごとのおすすめ、そして実際に使えるモデルコースまで、但馬めぐりの旅をたっぷりご紹介します。
城崎温泉とは? 開湯1300年の「まち全体がひとつの宿」

城崎温泉は、兵庫県豊岡市にある温泉地です。
奈良時代に開かれたと伝わり、開湯からおよそ1300年。江戸時代には「海内第一泉(かいだいだいいちせん)」とたたえられ、明治以降は鉄道の開通とともに多くの文人が訪れました。志賀直哉の短編『城の崎にて』の舞台としても知られています。
城崎温泉の大きな特徴は、「まち全体がひとつの宿」という考え方です。駅を玄関、通りを廊下、旅館を客室、そして温泉街に点在する外湯(共同浴場)を大浴場に見立て、まち全体で旅行者をもてなします。
大谿川(おおたにがわ)沿いに続く柳並木と石造りの太鼓橋、木造三階建ての旅館が並ぶ街並みは、それだけで歩く価値のある景色。浴衣と下駄で「カランコロン」と音を鳴らしながらそぞろ歩くのが、城崎ならではの過ごし方です。
城崎温泉の楽しみ方① 外湯めぐり

個性豊かな外湯をはしごする
城崎温泉の外湯は、もともと7つ。それぞれに建物の趣やお風呂のつくり、ご利益が異なり、いくつか回って違いを楽しむのが外湯めぐりの醍醐味です。
- 一の湯:洞窟風呂が名物。城崎温泉のシンボル的な存在
- 御所の湯:滝を眺められる露天風呂が人気の、華やかな外湯
- まんだら湯:城崎温泉の開祖・道智上人ゆかりの外湯
- 地蔵湯:地元の人にも親しまれる、温泉街の入口近くの外湯
- 柳湯:小さな建物に深めの湯船。風情ある佇まい
- 鴻の湯:コウノトリが傷を癒していたという伝説が残る、城崎発祥の湯
- さとの湯:城崎温泉駅前の外湯(2024年4月から休館中・建て替え予定)
現在は「さとの湯」が休館しているため、6つの外湯を楽しめます。各外湯は温泉街の中に歩ける距離でまとまっているので、半日あれば3〜4か所は無理なく回れます。
日帰りでも外湯めぐりは楽しめる
外湯は城崎温泉に泊まる人だけのものではありません。日帰りの方も、各外湯で入浴料を払えば入浴できます。複数回るなら、外湯に1日何度でも入れる「外湯めぐり券」がお得です。
和田山に泊まって城崎へ出かける場合も、この券を使えば外湯めぐりを存分に楽しめます。タオルや浴衣のレンタルを用意しているお店もあるので、身軽に出かけて現地で城崎気分を味わうのもおすすめです。
外湯めぐりをもっと楽しむコツ
- 夕方〜夜は混みやすい:城崎に泊まる人が一斉に外湯へ向かう時間帯です。日帰りなら、お昼過ぎ〜夕方前がねらい目
- 定休日は外湯ごとにバラバラ:お目当ての外湯がある場合は、事前に城崎温泉観光協会のサイトで確認を
- 湯あたりに注意:はしごするときは、水分補給と休憩をこまめに
城崎温泉の楽しみ方② カニと但馬の味覚

冬は松葉ガニの季節
城崎温泉が一年で最もにぎわうのは、冬のカニシーズンです。日本海で水揚げされるズワイガニの雄は「松葉ガニ」と呼ばれ、毎年11月上旬の解禁から3月ごろまでが旬。茹でガニ、焼きガニ、カニすき、カニ刺しと、さまざまな食べ方で楽しめます。
温泉街には、旅館だけでなく、ランチや夕食でカニを味わえる飲食店も多くあります。「カニは昼にしっかり食べて、夜は和田山へ戻る」という楽しみ方なら、旅全体の予算も組み立てやすくなります。
但馬牛も忘れずに
但馬は、神戸ビーフや松阪牛など多くのブランド牛のルーツといわれる「但馬牛(たじまうし/たじまぎゅう)」の産地。城崎温泉周辺でも、和田山周辺でも、地元ならではの但馬牛料理に出会えます。
食べ歩きも城崎の楽しみ
温泉街には、温泉たまごや甘いもの、地ビールなど、浴衣のままつまめるグルメもたくさん。外湯の合間に、気になるお店をのぞきながら歩くのも楽しい時間です。
城崎温泉の楽しみ方③ 温泉街の周辺観光

城崎温泉ロープウェイと温泉寺
温泉街の奥、大師山へのぼるロープウェイ。山頂からは城崎の街並みと、遠くに日本海まで見渡せます。中間駅には、城崎温泉を開いた道智上人ゆかりの古刹・温泉寺があります。
玄武洞公園
城崎温泉から車ですぐの玄武洞は、約160万年前の火山活動でできた、規則正しい柱状の岩が並ぶ国の天然記念物。自然がつくり出した不思議な造形は、子どもから大人まで見応えがあります。
城崎文芸館(KINOBUN)
志賀直哉をはじめ、城崎ゆかりの文人の作品や資料を展示する施設です。文学にくわしくなくても、城崎の歴史を知ると温泉街の歩き方が少し変わります。
城崎温泉観光の拠点に和田山をおすすめする5つの理由

理由1:城崎温泉へ、車でも電車でもアクセスしやすい
ホテルエリアワン和田山から城崎温泉までは、車で約60分。北近畿豊岡自動車道を使えば、渋滞の少ない道で快適に向かえます。
電車なら、JR和田山駅から山陰本線で城崎温泉駅まで乗り換えなしで行けます。特急「こうのとり」「はまかぜ」も和田山駅に停車するので、運転せずにのんびり向かいたい方にも便利です。
理由2:城崎だけで終わらない。但馬の名所を一度にめぐれる
和田山は、但馬の観光地のちょうど真ん中に近い位置にあります。
- 竹田城跡(天空の城):山城の郷・立雲峡まで車で約15分
- 出石城下町(出石皿そば):車で約30〜40分
- 城崎温泉:車で約60分
城崎温泉だけを目的にするなら城崎に泊まるのがいちばんですが、「せっかく但馬まで来たのだから、いろいろ回りたい」という旅なら、和田山を拠点にするほうが移動の無駄がありません。
理由3:秋は「雲海の竹田城跡」と「城崎温泉」を一度の旅で
秋から初冬にかけては、竹田城跡の雲海シーズン(おおむね9月下旬〜12月上旬)。11月上旬にはカニも解禁になり、**「早朝に天空の城、昼から城崎温泉でカニと外湯」**という、但馬らしさを詰め込んだ旅が楽しめます。
雲海は夜明け前後から朝8時ごろまでが勝負。城崎温泉からだと早朝の移動が大変ですが、立雲峡まで車で約15分の和田山なら、無理なく雲海をねらえます。竹田城跡の雲海については、[雲海に浮かぶ竹田城跡のコラム](内部リンク)でくわしくご紹介しています。
理由4:無料駐車場40台。車の旅にやさしい
ご宿泊のお客様は、ホテル前の駐車場(合計40台・先着順)を無料でご利用いただけます。和田山ICからは約5分。チェックインしてすぐ休めるので、長距離ドライブのあとも安心です。
城崎温泉の温泉街は道が細く、駐車場探しに時間がかかることも。和田山に車を置いて電車で城崎へ向かう、という使い方もできます。
理由5:旅の予算を「体験」に回せる
カニのシーズンの城崎温泉は、旅館の宿泊料金も上がりがちです。ビジネスホテルの和田山に泊まれば宿泊費を抑えられ、その分をカニのランチや外湯めぐり、但馬牛のディナーなど、旅の「体験」に回せます。
とくに、家族旅行やグループ旅行、何泊かして但馬をじっくり回りたい方には、和田山泊の良さを実感していただけるはずです。
和田山の夜は、但馬牛の焼肉で

城崎温泉で一日遊んで和田山へ戻ったら、夜は地元の味を。ホテルエリアワン和田山では、公式サイト限定で、但馬牛販売直営店が手がける人気焼肉店「蔓牛焼肉 太田家」とのコラボプランをご用意しています。太田牧場で育てられた上質な但馬産黒毛和牛を、店長おすすめの特選コースで味わえます。
「昼は城崎でカニ、夜は和田山で但馬牛」。但馬の二大グルメを一度の旅で楽しめるのも、和田山を拠点にする旅ならではです。
モデルコース① 車で行く1泊2日「城崎温泉+出石」
【1日目】
- 午前:大阪・神戸方面から出発。高速道路で但馬へ
- お昼:出石城下町で名物の出石皿そば。小皿に盛られたそばを何皿も味わう、出石ならではのスタイルです
- 午後:辰鼓楼(しんころう)や出石城跡の石垣を眺めながら、城下町を散策
- 夕方:ホテルエリアワン和田山にチェックイン
- 夜:但馬牛の焼肉でディナー
【2日目】
- 午前:ホテルを出発し、城崎温泉へ(車で約60分)
- 午前〜昼:城崎温泉ロープウェイで大師山へ。山頂から温泉街と日本海を一望
- お昼:温泉街でカニや海鮮のランチ
- 午後:外湯めぐり。一の湯、御所の湯など、気になる外湯をはしご
- 夕方:食べ歩きとお土産選びを楽しんで帰路へ
モデルコース② 秋限定2泊3日「天空の城・城崎温泉・出石」
雲海とカニの季節が重なる、10月下旬〜11月におすすめの欲張りコースです。
【1日目】
- 午後:和田山へ。ホテルエリアワン和田山にチェックイン
- 夜:夕食後、翌朝の天気予報と雲海の条件をチェックして早めに就寝
【2日目】
- 早朝:ホテルから立雲峡へ(車で約15分)。雲海に浮かぶ竹田城跡を鑑賞
- 午前:ホテルに戻って朝食・ひと休み。その後、城崎温泉へ
- 昼〜夕方:城崎温泉でカニランチと外湯めぐり
- 夜:和田山に戻って但馬牛ディナー
【3日目】
- 午前:もう一度雲海にチャレンジ、または昼間の竹田城跡に登城
- お昼:出石で皿そばランチ
- 午後:出石城下町を散策して帰路へ
雲海は自然現象なので、見られない朝もあります。2泊すれば、雲海にチャレンジできる朝が2回に。旅の満足度がぐっと上がります。
モデルコース③ 電車で行く1泊2日「のんびり城崎温泉」
運転しない旅なら、電車で和田山を拠点にするのもおすすめです。
【1日目】
- 午後:JR和田山駅に到着。ホテルにチェックイン(駅から車で約5分)
- 夜:和田山で但馬牛ディナー
【2日目】
- 朝:朝食後、JR和田山駅から山陰本線で城崎温泉駅へ
- 昼:城崎温泉で外湯めぐりとランチ、食べ歩き
- 午後:城崎温泉駅から帰路へ(大阪方面へは特急で乗り換えなし)
※列車の時刻は事前にJRの時刻表でご確認ください。
季節ごとの城崎温泉・但馬の楽しみ方
春(3月〜5月)
城崎温泉の大谿川沿いは桜が咲き、柳の新緑とともに華やかな景色に。竹田城跡も3月に山開きを迎え、立雲峡は「但馬吉野」とも呼ばれる桜の名所です。
夏(6月〜8月)
城崎温泉周辺には日本海の海水浴場も多く、海と温泉を一度に楽しめる季節。浴衣で夕涼みをしながらの温泉街散策も気持ちのいい時期です。
秋(9月〜11月)
竹田城跡の雲海シーズン。11月上旬には松葉ガニが解禁され、但馬が一年で最も盛り上がる季節です。紅葉の出石城下町もおすすめです。
冬(12月〜2月)
カニのシーズン真っただ中。雪化粧した城崎の街並みは、冬ならではの美しさです。雪の多い時期は、冬用タイヤやチェーンなど車の装備をしっかり整えてお出かけください。なお、竹田城跡は例年1月4日〜2月末まで冬季閉山となります。
城崎温泉へ出かける前のチェックポイント
- 外湯の定休日・営業時間:外湯ごとに異なります。出発前に城崎温泉観光協会のサイトで確認を
- カニのお店は予約がおすすめ:シーズン中の週末は、昼でも混み合います
- 温泉街の駐車場:シーズン中は混雑します。時間に余裕を持って出かけるか、電車での移動も検討を
- 冬の運転:但馬は雪が降る地域です。12月〜2月は冬用タイヤの装着を
- タオル・着替え:外湯めぐりをするなら、タオルと小さめのバッグがあると便利です
よくある質問
Q. ホテルエリアワン和田山から城崎温泉まではどのくらいかかりますか?
A. 車で約60分です。電車の場合は、JR和田山駅から山陰本線で城崎温泉駅まで乗り換えなしで行けます(ホテルから和田山駅までは車で約5分)。
Q. 城崎温泉に泊まらなくても外湯めぐりはできますか?
A. できます。日帰りの方も、各外湯で入浴料を払えば入浴できます。複数の外湯を回るなら、1日何度でも入れる外湯めぐり券がお得です。
Q. 城崎温泉の外湯は今いくつ入れますか?
A. 外湯は7つありますが、城崎温泉駅前の「さとの湯」が2024年4月から建て替えのため休館しています。現在は6つの外湯をご利用いただけます。最新の状況は城崎温泉観光協会のサイトでご確認ください。
Q. カニのシーズンはいつですか?
A. 松葉ガニは毎年11月上旬に解禁され、3月ごろまでが旬です。
Q. 城崎温泉と竹田城跡は1泊2日で両方回れますか?
A. 回れます。和田山に泊まれば、早朝に竹田城跡の雲海を見て、その日のうちに城崎温泉へ向かうことができます。雲海の季節(おおむね9月下旬〜12月上旬)にはとくにおすすめのプランです。
Q. ホテルに駐車場はありますか?
A. ご宿泊のお客様は、合計40台の駐車場を無料でご利用いただけます(先着順)。
まとめ:城崎温泉も、但馬のすべても。旅の拠点は和田山に

開湯1300年の歴史と、まち全体でもてなす温かさ。城崎温泉は、何度訪れても新しい楽しみが見つかる温泉地です。そして但馬には、城崎温泉のほかにも、雲海に浮かぶ竹田城跡、皿そばの出石城下町、但馬牛と、旅人を惹きつける魅力がたくさんあります。
城崎温泉へも、竹田城跡へも、出石へも出かけやすい和田山は、但馬をまるごと楽しむ旅の拠点にぴったりの場所。宿泊費を抑えた分、カニや但馬牛、外湯めぐりを思いきり楽しんでください。
次の但馬旅行は、ホテルエリアワン和田山を拠点に計画してみませんか。


